講演内容
「営繕」と言う言葉は、営造の営と修繕の繕から成る術語で、歴史的には中国渡来の営繕令に始まります。但し、今日の様に、修繕と言う意味で用いられる様になったのは明治以降の事です。営造に変わって建設が用いられる様になったからです。「営造と修繕」は「建設と営繕」に変わりました。 そして今、私達は、その営繕、即ち修繕に対する姿勢を試されています。今回は、耕雲館を通してこの問題を考えてみたいと思います。
講師プロフィール
建築家、東洋大学名誉教授、博士(工学)。
1955年東京生まれ。
1978年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1983年増沢建築設計事務所退所。
1989年東京大学大学院博士課程退学、習作舎設立。