歴史・文化「地獄と極楽 ―盂蘭盆会に因んで―」第2回

講師: 駒澤大学仏教学部 村松 哲文 教授
公開日: 2018年09月14日

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  1. 冥界と地獄 地獄の表現
  2. 冥界と地獄 日本における地獄の観念
  3. 極楽浄土
  4. 極楽浄土の光景  『阿弥陀経』の浄土描写の部分
  5. 極楽浄土の光景 『無量寿経』巻下の浄土描写の部分
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講演内容

盂蘭盆会(うらぼんえ)は彼岸会と並び、日本人に最も親しまれている仏教行事の1つ。しかし、漠然と「ご先祖様を供養する」と認識してはいても、その起源や意味合いはあまり知られていない。盂蘭盆会は、お釈迦様の十大弟子の一人である目連上人が、餓鬼道に堕ちた亡母を救う手段をお釈迦様に尋ねたところ、自恣の日(7月15日)に仏僧に供養することが亡母を救うことになると説かれたことが起源とされる。本講座では、仏教における生者と死者の世界を幅広く紹介。仏教美術史を専門とする駒澤大学の村松哲文教授が講師を務め、壁画や地獄絵など仏教美術の中に描かれた地獄と極楽について講義する。 ※第1回~第3回まで共通の教材を使用します。

講師プロフィール

1967年東京都生まれ。 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。 早稲田大学会津八一記念博物館を経て、駒澤大学仏教学部へ。現在、仏教学部教授、禅文化歴史博物館長。『かわいい、キレイ、かっこいい たのしい仏像のみかた』(日本文芸社)を監修、NHKの番組テキストに『アイドルと旅する仏像の世界』(NHK出版)など。

シリーズ動画

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    「地獄と極楽 ―盂蘭盆会に因んで―」第1回

    駒澤大学仏教学部 教授
    村松 哲文

  • 講座画像

    「地獄と極楽 ―盂蘭盆会に因んで―」第3回

    駒澤大学仏教学部 教授
    村松 哲文

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