講演内容
盂蘭盆会(うらぼんえ)は彼岸会と並び、日本人に最も親しまれている仏教行事の1つ。しかし、漠然と「ご先祖様を供養する」と認識してはいても、その起源や意味合いはあまり知られていない。盂蘭盆会は、お釈迦様の十大弟子の一人である目連上人が、餓鬼道に堕ちた亡母を救う手段をお釈迦様に尋ねたところ、自恣の日(7月15日)に仏僧に供養することが亡母を救うことになると説かれたことが起源とされる。本講座では、仏教における生者と死者の世界を幅広く紹介。仏教美術史を専門とする駒澤大学の村松哲文教授が講師を務め、壁画や地獄絵など仏教美術の中に描かれた地獄と極楽について講義する。 ※第1回~第3回まで共通の教材を使用します。
講師プロフィール
シリーズ動画
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「地獄と極楽 ―盂蘭盆会に因んで―」第1回
駒澤大学仏教学部 教授
村松 哲文 -
「地獄と極楽 ―盂蘭盆会に因んで―」第3回
駒澤大学仏教学部 教授
村松 哲文
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