歴史・文化バッタを弔い、道路を供養する 〜深淵なる日本人の供養心に迫る〜

開催団体: 成城大学
講師:  鵜飼 秀徳
公開日: 2021年08月06日
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  1. プロフィール
  2. ペット葬最前線
  3. 犬ロボットの葬式
  4. 日本人のペットに対する供養心は過剰なのか?
  5. 日本最古のペット墓
  6. 忠犬ハチ公の死
  7. 大学の供養塚と動物供養
  8. 両生類の墓
  9. 魚介類の墓と供養
  10. 虫塚
  11. 草木の供養
  12. 見えないものも弔う
  13. ヘンテコな供養
  14. インフラの供養
  15. 恐ろしい人形供養
  16. 供養のこころ(まとめ)
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講演内容

針供養や人形供養などにみられるように、古来より日本人は生物、無生物を問わず様々なモノを 供養してきた。各地には動物の墓や虫塚、あるいは魚類、はたまた爬虫類や菌類、植物まであら ゆる供養碑が存在する。本講義では、現地調査してきた講師が、様々な供養碑の謎を解き明か す。世にも珍しい道路や橋の墓や、迷子郵便の墓、害虫の葬式まで。人間以外の供養を通じて、 「日本人と弔い」について議論する

講師プロフィール

京都市嵯峨の正覚寺に生まれる。成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科卒業後、新聞記者、雑誌編集者を経て2018年に独立。ジャーナリスト兼僧侶の立場で「宗教と社会」をテーマに取材、執筆、講演などを続ける。著書に、『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』(日経BP)や『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(2018年)『ペットと葬式 日本人の供養心をさぐる』(朝日新書)など多数。近著に『お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県』(文春新書)。正覚寺住職、一般社団法人良いお寺研究会代表理事、東京農業大学・佛教大学非常勤講師など。

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