講演内容
2024年、日本の伝統文化である剣道の魅力が、世界に向けて今まで以上に大きく花開こうとしています。対人競技である剣道は、コロナ禍によって、その競技の実践において多大な試練を迎えました。しかし、様々な感染対策による競技ルールなどの見直しは、剣道の魅力をさらに高めるきっかけともなり、世界から剣道の発展、文化貢献に大きな期待が寄せられることとなりました。お互いを尊重し、敬い、感謝の気持ちを忘れない剣道精神。その為の稽古、試合、交流。剣道競技、剣道交流のあり方は、揺るぎない世界平和への羅針盤と言えるでしょう。37年の長きにわたり、日本学生剣道界の雄、筑波大学にて剣道指導にあたられた香田郡秀範士八段が、これまでの教育剣道実践の経験を踏まえ、今後、世界に向けた剣道文化の意義を語ります。
講師プロフィール
香田 郡秀(こうだ くにひで)
昭和32年長崎県生まれ。
長崎東高校から筑波大学に進み、長崎県高校教諭を経て筑波大学の教員となる。
主な戦績として、世界選手権大会個人優勝、全日本選手権大会3位、全国教職員大会優勝など。元筑波大学体育系教授、同大学剣道部長。(2023年3月退職)
2023年4月より成城大学ならびに成城学園剣道部師範就任。筑波大学名誉教授。
昭和32年長崎県生まれ。
長崎東高校から筑波大学に進み、長崎県高校教諭を経て筑波大学の教員となる。
主な戦績として、世界選手権大会個人優勝、全日本選手権大会3位、全国教職員大会優勝など。元筑波大学体育系教授、同大学剣道部長。(2023年3月退職)
2023年4月より成城大学ならびに成城学園剣道部師範就任。筑波大学名誉教授。