その他「江戸時代初期の日中文化交流 ~『隠元』というカルチャーショック~」

講師: 21世紀アジア学部 佐野 実
公開日: 2021年01月15日
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  1. 自己紹介
  2. 長崎を介してやってきた中国文化
  3. 隠元とは?
  4. 時代背景~1654年ごろの東アジア国際情勢~
  5. 隠元来日
  6. 「隠元」というカルチャーショック
  7. 黄檗文化
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講演内容

ちゃぶ台や原稿用紙など、我々が日頃慣れ親しんでいる物の多くは、江戸時代初期に鎖国体制下で中国大陸から輸入された。その文化輸入を果たした代表的な人物が、渡来僧・隠元である。本講座では、この隠元による文化輸入の経緯を整理した上で、今日のアジア国際文化交流について考える。

ご協力頂きました諸機関の中に、德川記念財団様を遅ればせながら加えさせて頂きます。まことに失礼いたしました。

※映像中に咳をしている箇所がありますが、緊張によるものです。

※追加参考文献:
神戸市立博物館編
『隠元禅師と黄檗宗の絵画展 特別展隠元禅師生誕400年記念』
(神戸市スポーツ教育公社、1991年)


竹貫勝元『隠元と黄檗宗の歴史』
(法蔵館、2020年)

講師プロフィール

一橋大学大学院経済学研究科経済史・地域経済専攻修了。博士(経済学)。国立公文書館アジア歴史資料センター調査員、東京ビジネス外語カレッジ講師、長崎県文化振興課主任学芸員を経て国士舘大学21世紀アジア学部講師に至る。

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