講演内容
新聞、テレビからインターネットへ。急速なデジタル化で、誰でも情報発信者になれる時代となり、情報の入手ルートも多様化しています。そうした一見便利な時代だからこそデマやフェイクニュース、極端な説を強調する記事などに惑わされることなく正確な情報を見極めて入手し、それを活用する力が求められています。つまりメディア・リテラシー教育が全世代で必要とされているのです。今回の講演では、公共メディアであるNHKがどうした視点でニュース・番組を制作しているのか、その制作舞台裏をお伝えすることで、皆さんの正確な情報を見極める力に少しでも貢献できればと思います。
講師プロフィール
昭和３８年東京生まれ。初等学校から大学まで成城学園で学ぶ。昭和６０年経済学部経営学科卒業、同年 日本放送協会 入局。番組制作局にて文化、教養、福祉番組など多くの番組制作に携わる。代表番組は「NHKスペシャル」「その時歴史が動いた」「探検ロマン世界遺産」「新・日曜美術館」「福祉ネットワーク」など。平成３０年地域改革推進室長、令和２年名古屋放送局長、令和４年一般財団法人NHKサービスセンター理事就任、現在に至る。
