「癒しの園芸」― スクーリングリポート
今回のテーマ <トロピカルフルーツを五感で味わう>
日 時: 2004年7月4日(日) 11:00〜15:00
場 所: 農大 厚木校舎 

講 師: 宮田 正信 先生
プロフィール:東京農業大学農学部講師
専門は果物作り、大学では人間植物関係学の社会園芸を専門、研究。園芸ボランティア、園芸療法 地域振興などの活動 せたがやeカレッジでは「癒しの園芸」講座を担当
(受講生に一言)
園芸活動をとおして自己実現の達成、その為にはまずは自分自身が豊かに過ごして欲しい。そして社会貢献へと発展するのが望ましいです。

参加者:25名
「せたがやeカレッジ」立上げに尽力くださった澤山先生、スクーリング会場案内の看板をみて教室を訪れ、興味をもたれて飛び込み の参加者1名を含めての総勢25名です。


スクーリング参加者の集まる迄の間、先生は教室のボードにきょう味わうトロピカルフルーツの名前を21品種、列挙、

はじめに
ほぼ定刻に先生の挨拶と自己紹介。
「トロピカルフルーツを五感で味わう」テーマに関しての取り組み方 とにかく五感を総動員して楽しんで欲しい、まづは自分自身が楽しんで欲しい。
そしてより深く知ろうとして欲しい、しいては友達の輪を広げたりなども。
トロピカルフルーツは棘とげのもの、臭いもの、色が奇天烈なものがあり、また美味しいまずいもありでこの機会に両方を五感を総動員してたっぷりと味わい、楽しんで欲しいと思います。

スライドをみながらの講義
マンゴー、パパイヤ、ドリアン、マンゴスティン、サントル、タンポイ、グアバ、レンブ、フェイジョ、ピタンダ、ライチ、ランブータン、リュウガン、パッションフルーツ、オウミノトケイソウ、パイナップル、スターフルーツ、ジャックフーズ、 コパナミツ、パンノキ、チェリモヤ、アテモヤ、トゲバンレイシ、イケリンゴ、ギュウシンリ、タマリンロ、スイートタマリンロ、レッドピタヤ(ドラゴンフルーツ)、スターアップル、サポジラ、カニステル、ブラックサポテ、マルボロ(毛柿)、ココヤシ、スネークフルーツ(サラッカヤシ)、ナツメヤシ(デーツ)、パロメットヤシ、ズク、ブンタン、ホワイトサポテ、スワンギ、タマリロ、ペピーノ、キワノ、食用ホウズキ、ジャボチカバ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ピンポン、アセロラ、ノニ(ヤエヤマアオキ)、オオバカリッサ、モモタネナ、モンステラ、エレファントアップル、バナナ。

以上のトロピカルフルーツの果実のつき方、果樹の形態、種の様子、そして花や香り、またはけたたましい臭いのフルーツ、殺虫効果のある果物、酸味料として使用されるもの、サボテンの仲間、ラテックス(ゴム)の成分をもつもの、脳みそのような果実、または毒をもつもの、果実の外側に種がでているものなどなどスライドみながらの先生の説明であっという間に時間がすぎてしまいました。



小休止を取って
いよいよワクワク、ドキドキのトロピカルフルーツを食べる時間です。


(試食したフルーツ21種類)
ライチ、マンゴー、レッドピカタ、キウイ、パッションフルーツ、アボカド、バナナ、スターフルーツ、キワノ、 ドリアン、タマリロ、パイナップル、ホワイトサポテ、パパイヤ、マンゴスティン、チェリモヤ、ミラクルフルーツ、 カニステル、ロゼル茶、梅ジュース、白ワイン
テーブルにおかれたデカンタ風の大きなボトルからワインをコップに注ぎ味わっている間に先生が用意された、私達には既に馴染みのフルーツ、マンゴー、ライチ、ランブータンが次々に各テーブルに用意されました。 マンゴーはケント種とカラバオ種、運良く種つきを食することが出来てとろけるような甘さに思わず "おいしいっ"の声。

(先生)
ドラゴンフルーツをこれからお配りしますが形は立派ですが食した後はがっかりされる人が多いです。
うーん、確かにがっかりの味でした。
しかし、かなりお高い値段と先生は言われたし一生に一度かもと、食しましたがやっぱり美味しくない、と同じテーブルの人たちの意見は一致。

キーウイ、パッションフルーツが来ました。 パッションフルーツ(果物時計草とも言います)は参加者の一人がアケビを酸っぱくした感じですねと感想を述べていました。ということはアケビもトケイソウの仲間? 先生は額に汗して次々ときょうのトロピカルフルーツをカットしてかたわらで助手の方がてきぱきとテーブルに運びます。いつのまにかフランスパンもテーブルに。 アボガド、牛乳、氷、適量の砂糖をミキサーにかけたアボガドジュースに 参加者の全員からの"美味しいっ!"の声に先生の満足そうな笑顔。
(先生)
アボガドの脂肪は植物性ですが過度の摂取に気をつけたほうがいいです。な んでもとり過ぎは良くないです。

続いてピンク色のジュースが。これも又美味でしたが次々にくるフルーツに目を奪われてしまい不覚にも材料を確認できませんでした。

佳境にはいって世界の3大美果のひとつ、王様ドリアンの登場です。
全然うけつけない人、恐る恐る舐める人、結構やみつきになるかも、と言いつつ口に入れている人、こんなにさまざまな反応があるのはやはり王様の風格の所以でしょうか。ちなみに私、レポーターは好きな味です。どこかの国の人のように奥さんを質屋さんに入れてまで食したい、ほどではありませんが・・・・・。とにかく一言で表現不可能な、なかなか複雑な味です。 クリミーですが、さらにまた深みが・・・。

きょうはバナナ、キーウイは箸やすめ的な存在でした。お馴染みということでほっとする感じでした。とはいえ
(先生)
バナナには台湾産、フィリピン産、エクアドル産とあり美味しいのはぽっくり 太っているのが美味しいです。 果物をカットをしながらもぬかりなくしっかりとアドバイスも。

3大美果のひとつチェリモヤはとても美味しく値段も高いフルーツとの先生の言葉を思い出しながら五感を集中して取り組みました。ゴマのような黒い種を確認しな がら頂きました。

殆どの人が満腹の様子。
最後のほうでキワノのおめみえ、 反応はあまり芳しくありません。
ミラクルフルーツとレモンの登場、ミラクルフルーツを齧り、其の後レモンを舐めると本当に甘く感じました。
「トロピカルフルーツを五感で味わう」スクーリングの感想
最後の方は皆さん、満腹の様子で五感を総動員の感覚もうすれたようでしたが異口同音に 一度にこんなに沢山のトロピカルフルーツを食する機会は2度とないと思います。本当に良い経験ができました。 というわけで、日常から少し距離をおいた感じの普段なかなか味わうことのできない、貴重な、内容の濃い満足度100パーセントのスクーリングでした。皆さんは如何でしたか? 最後に沢山のトロピカルフルーツを用意してくださいました宮田先生、飲み物の用意、テーブルのセット等のお手伝いをして下さった助手の方、澤山先生に心より感謝いたします。

スクーリングレポート 角田廣子
写真提供 中村建治 山野辺冶